Halcyon: an enhancement of X-13ARIMA-SEATS 2025年9月24日
当研究所では1990年代半ばから季節調整プログラム「センサス法」を改造し、自家用季節調整ソフトとして使ってきました。現在はX-13ARIMA-SEATS /\(\displaystyle\chi\) (カイ)をプロジェクト名「ハルシオン」として開発中で、世界の主な祝日の影響を自動的に検出する機能をめざしています。
最近でこそ「インバウンド」などの呼称が定着していますが、国内の経済指標に海外の祝日の影響が現れる事例は、実は珍しくありません。ただし通常公表されている経済指標で海外の祝日を織り込んだ季節調整がほどこされている例は稀なようです。
経済協力開発機構(OECD)・フランス国立統計経済研究所(INSEE)共催の時系列分析研究会(2025年12月予定)では去年に続いて2025年中に進んだ開発の成果を発表すべく、参加を表明しました。
📚発表の梗概―アブストラクト(予定版、英語)📚
これまでの発表資料です。
2024年12月パリ講演
2024年9月ワシントン講演
2022年6月ワシントン講演